「3歳を過ぎても、まだ指しゃぶりがやめられない…」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
娘も、赤ちゃんの頃からずっと指しゃぶりがクセになっていて、
寝るときや不安なときには必ず親指をくわえていました。
3歳になっても変わらない様子に、歯並びや癖が心配になりはじめた頃、
”あるきっかけ”で、スッと自然に卒業することができました。
今回は、娘が3歳2か月で指しゃぶりを卒業できた理由とわが家でやってよかった工夫についてお話しします。
同じように悩んでいるママのヒントになりますように。
なぜ指しゃぶりをするの?
➤指や手の存在を確認している
➤気持ちが落ち着き安心感がうまれる
このような理由があると言われています。
可愛いなぁ~…と、思う反面、
いつになったら指しゃっぶり辞められるんだろう……
- 「歯の成長に影響あるんじゃないか」
- 「歯並び悪くなるんじゃないか」
- 「周りからまだ指しゃぶりしてるの?なんて言われるかな…」

様々なばい菌が入るかもと”衛生的にも”心配でした💦
指しゃぶりの様子と気になり始めたこと
娘は新生児の時から指しゃぶりをしていました。
まずは、どんな時に指しゃぶりをするのか娘の様子を見るところから始めました。
すると、
・眠いとき
・不安なとき
・退屈なとき
と、かなりのタイミングで指しゃぶりが見られていました。
特に寝る時は毎回指しゃぶり。
本人も安心できるようで、無理にやめさせるのはかわいそうだなと感じていました。
なるべく本人の負担なく指しゃぶりが辞められるように色々と試してみました↓↓
やってよかった!指しゃぶり卒業のための工夫
① 指しゃぶりしていない時をたくさんほめる
まず始めたのが、指しゃぶりをしていない“普通の状態”を褒めること。
「今、指してないね!すごい!」「お姉さんみたいでかっこいいね」など、
気づいたときにポジティブな声かけを心がけました。
本人も「いいことなんだ」と思えたようで、ちょっとずつ意識するように(^^)
② 寝る前のルーティンを変えた
これまで「指しゃぶり=寝る準備」になっていたので、
そのルーティン自体を変えることにしました‼
- 寝る前に絵本を読む
- お気に入りのぬいぐるみを一緒に寝かせる
- ママと一緒に「今日楽しかったこと」を話す
など、安心できる別の習慣を作っていったことで、
寝るときの指しゃぶりが少しずつ減っていきました。
③ 本人の“お姉さん意識”をくすぐる声かけ
3歳になり、幼稚園でのプレ保育でお友だちとの関わりも増えてきたころ。
「指しゃぶりしないなんて、すごくお姉さんだね」
「○○ちゃんみたいにできると、かっこいいね〜」
など、本人の“なりたい姿”を刺激するような声かけをしていくと、
「わたしもやめてみようかな…」という気持ちが少しずつ見えてきました。
④ 指に絆創膏(本人の了承を得て)
ある日、「指を守ってあげようか?」と提案して、
本人の同意を得て寝る前に絆創膏を貼ってみることに。
「今日はやめてみるね」と自分から話してくれて、
その日は指をくわえずに寝られたんです!
無理強いではなく、「やってみる?」という選択肢としての提案が功を奏しました。
⑤ 絵本『ゆびたこ』を読んだことが大きなきっかけに


いちばん大きかったのは、絵本『ゆびたこ』との出会いでした。
ある日、寝る前にこの絵本を読んだあと、娘がしばらく無言に。
そしてポツリと、「ゆびたこさんきたら、どうしよう…」とつぶやいたのです(^^)笑
その日を境に、本人の中で「やめたい」という気持ちが生まれたようで、
「今日からやめる‼」と宣言してくれました。
怖がらせるために読んだのではなく、
本人に“気づき”と“自分で決めるきっかけ”をくれた一冊になりました。
\指しゃぶりで悩んでいるなら、まずはこれ一冊をおすすめします(^^)/
卒業できたきっかけとタイミング
『ゆびたこ』の絵本を寝る前に読みはじめて、ちょうど1か月ほど経ったある日。
娘が突然、こう言ったんです。
「👧🏻もう、おゆびちゅっちゅ やめるね!」と。
あまりにあっけなくてびっくりしたのですが、
その夜は本当に、毎日かかさずしていた寝る前の指しゃぶりをせずに眠りました‼
「たまたまかな?」と思っていたら、翌日も、翌々日も…本当にしなくなって。
あれほど習慣になっていた指しゃぶりを、
自分の意思でスパッとやめた娘の姿に驚きと感動で胸がいっぱいになりました♡
やめた後の様子と変化
卒業後は、寝つきが少し悪くなる日もありましたが、
数日で新しいルーティンに慣れていきました。
指先の荒れもなくなり、口元を触るクセも落ち着いてきて、
なにより「自分でやめられた!」という達成感が娘にとっても大きかったようです(^^)
指しゃぶりに悩むママへ伝えたいこと
指しゃぶりって、親としては気になるけど、本人にとっては大事な安心材料。
無理にやめさせるよりも、自然と手放せるような環境づくりが大切なんだと実感しました。
焦らなくても、比べなくても大丈夫。
その子に合ったタイミングときっかけで、ちゃんと卒業できる日がきます‼
\💡指しゃぶり卒業のきっかけになった絵本はこちら➤/絵本『ゆびたこ』(Amazon)
最後に
そんなこんなで、娘も無事に3歳過ぎた頃には指しゃぶりを卒業することができました。
ネットには様々な情報がたくさんありますが、こぐまがいつも大事だなと思うことは、
「まずは子供の気持ちにしっかり寄り添うこと‼」
だと思っています!
”愛情”の形も色々とありますが、やっぱり子供ってよく見ているし、よく聞いているし、
思っている以上に子供じゃなかったりする時ありますよね⁉
一緒に成長しながら、ママパパも子供も笑顔で幸せな温かい気持ちで過ごせたら最高だなって♡思います‼
次は…”トイトレ”頑張るぞっ!!!


最後までお読みいただきありがとうございます!
こぐま
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